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何のために信仰しているの その1

何のために信仰しているの その1

年1回基準の教区感謝祭を3回も開くのですから、熱心な教区です。
平成21年9月15日号の南河内教区便りにM教区長の講話が載っていましたので転記しました。
お話が長いので2分しました。

(てにをはを私なりに修正してあります)
(項目は教区便りについていましたが一部変更しました。)
その1(本回分) 
1 悩み苦しみの解決が信仰の原点です(教区便り=何のために信仰している)
2 腰痛に効く畳作りの黄色い紐のお蔭(教区便り:宗祖さまの腰の紐)
3 お蔭を忘れずに何時までも報恩感謝の信心をする(教区便り:おかげを感謝し信仰を更に)

その2(次回分)
4 「私おらんかったやろ」の声が胸の中で響いた
5 本宗の弁天様は
6 実家は因縁の深い家
7 来し方を省みて
8 私の信仰のあり方(教区便り:弁天宗信者としての活動)

1 悩み苦しみの解決が信仰の原点です(教区便り=何のために信仰している)

信仰の原点について考えたいと思って、「救い」ってどんなんか、何のために信仰しているのということをお話します。
先ず、『弁天さんはすごいな』というところから再認識したいと思います。
この前の記念感謝祭の時に、テープを聞かせていただいて、その時判りづらいところがありましたので、ちょっと紹介します。
石原新太郎さんの話がありまして、昭和30年代後半、40年に入ったころに『巷の神々』という本を出されるのに、大阪本部(現在本部制はなく大阪茨木市にある冥応寺)に来られて、取材されたときの実話です。
ご宗祖様から聞いて、その救われた人の家族も側に居られたということでした。
東京駅の八重洲口。
新幹線から在来線の方に登るところに改札がありまして、そこは凄く混んでおって、小さな子とお母さん2人が手を離していしまって、お母さんは改札の中に入ってしまったけれど、子どもさんは入れなかったということです。
それを見兼ねて、ご宗祖様が「お嬢ちゃん私と一緒に行こうね」と手を繋いで中に入られ、さらに荷物を持っていたので「このままホームまで行こうね」といって階段を上がって行かれ「はい、どうぞ」とお母さんに子供を渡された。
子供は小走りにお母さんのところに行って「あきこ、あのおばあちゃんに手を繋いでもらった」と言ったのです。
お母さんはびっくり仰天しました。
6歳になるその子供は、生まれてから一度も言葉を喋ってことがない。
初めて言葉を喋ったそれだったのです。
大阪天王寺区にある下駄屋の母と子の話です。
その方が感謝祭の席にお見えになっておりまして、石原慎太郎さんはびっくりして生き神様はいてはるんやというて驚かれました。
本当に不思議な力をお示しになる。
その事を本に書いておられます。
本当にすごい神さまだなとお思います。
こう言う話は実に当たり前で、弁天宗の中では、今こういう話をお聞きになってね、結構やなあ、ありがたいなと皆それぞれすごい体験をなさって、苦しいことが楽になった。
病気が治った。
傷みが解消した。
争いが解決した。
悩んで悩んできた事がお祈りすると、何か希望が見えてきたという不思議なことが普通に行われているということを改めて確認したいと思います。





2 腰痛に効く畳作りの黄色い紐のお蔭(教区便り:宗祖さまの腰の紐)

ご存知ともいますが、「ご宗祖様の腰の紐」
腰に巻くと腰痛が解消するということ10年ほど前に教えていただいて、家のご分身の前にいくつも置いてあって、それで私は3回助かりました。
1回目はぎっくり腰が楽になりましてね。
2回目は、私の妻の膝が大変なことになって、晩に紐を膝に巻いたらあっという間に解消してすごいご利益をいただいたのです。
3回目は、2年前の秋の事でして、私は姿勢が悪いのか、骨盤も背骨もややこしいのです。
何年か前から握力が低下してたり、疲れたりしていました。
怖いなと思いながら2年ほど前のある日、背中と肩に違和感があったのですが、夜中に痛くて目が覚めました。
ものすごい激痛でした。
眠って1時間ほど熟睡している時間帯なのですが、痛くて目が覚めて、首を真っすぐすると痺れが取れて、30分ほどで痛みが和らいでまた眠れたのです。
しばらくするとまた痛くて目が覚める。
1晩の間に3回ほど目が覚めて眠れない
翌日もそうでした。
ずっとこれが続きまして、眠れない。
これはえらい事やと、昼は朦朧としますし、それで整形外科に行きました。
やはり背骨にちょっと異常がありますということで、先生に手術をしたら治りますかと聞きますと、これは手術するようなものと違います。
貴方のはちょっとした事ですからね、手術は普通しません。
首の牽引をしたら治ることもありますということです。
医学では治りませんか僕は眠れませんと言うと、痛みどめを出しますか、睡眠薬入りますかという話でした。
それで鍼に行きました。
鍼はよく効きます。
最初は分かりませんでしたが、家に帰ってしばらくすると痛みが和らぎ、夜も眠れましたけれど、1週間ほどしますと何かした拍子に又ぶり返します。
そういうことが何回も、鍼に行っては治り、ぶり返しては治りで思い出したのがこの紐です。
ひょっとして背中にも効いてもらえるのと違うかと思いまして、これを首に巻いて寝たんです。
これだけ巻いたら首吊りのようになってしまって、何かペンダントトップのようなものと思って、母親の残した弁天さんのグッズで、昭和35年霊顕25年祭と書いてあります。
「※注:ペンダントトップとは造語。ペンダントの先端につりさげられている飾りの部分の事ですから、勘違いをされているのでしょう。
首につるすコードをペンダントというようです。以下ペンダントと修正します」
初めて霊顕祭の時のお守りをペンダントにして寝ました。
その時から痛みがないのです。
びっくりしました其の晩から眠れて今、2年近くなりますが、今も毎日つけています。
何ということやろうと思います。
違和感はありますよ。波があってややこしい事もありますが、するのを忘れているのです。
今も違和感があって治っていないけど、痛みは解消しいます。
これを見てください。
この紐は畳を作るときの紐(注:黄色い紐)です。
ペンダントはお守りと言いつつ只のアルミの板です。
祈りがこもっているとはいえ、ここから磁力線が出るわけでもはなく、遠赤外線が出ているわけでもなく、普通の物体で、こんなん街の人に言ったら笑われますね。
でも私の身体には効いているのです。
身体に何が変化が起こっているとと思います。
不思議ですが、弁天さんてこんなことをしてこられるんですね。
こんなことを弁天さんに集う集団の中では、案外当たり前に行われているだろうと思います。
私はね、この紐がなかったら死んでいるかもしれません。
だって眠れないんだから、1ヵ月眠れない事はただ事ではないのですよ。
命あるのは、この紐のお蔭。
それ程凄いことが身体の変化として起こっているという事をお伝えしたくって、わざわざ今日はね。
これを持ってきました。
有り難い、本当に有り難い事が身の回りに起こりますが、弁天様のお力って凄いのだということを改めて思わせていただきました。
ご利益やお蔭やお働きをしっかり見つめる信仰をしたいと思っています。

3 お蔭を忘れずに何時までも報恩感謝の信心をする(教区便り:おかげを感謝し信仰を更に)

青年隊のころの話ですが、軽自動車を運転していた近所の人が谷に落ち、車はむちゃくちゃになったんですが、かすり傷一つなく助かった人がいます。
体験談で、お母さんが有り難い、有り難いと言っておられました。
本人も青年隊に来てくれて有り難いと言っておりました
それが、3年、4年、5年と経つと出てこなくなってね。
今どこで何をしているのか知りませんが、忘れているんですね。
命を救われたすごい事が起こって助かっているのに忘れるということがるのですか。
ひと事やと思いますけれどよく自分の心を覗いてみてください。
これはね、毎日やっていると忘れないのですが、1回だけやったら忘れると思います。
ご宗祖様がこんなすごい事をしてくれたはるに、忘れるとか、見過ごすとか、気がつかない。
1番悪いのが、こういうお蔭をいただいて当たり前やと思うね、そんなことがあってよいのかと思う。
この辺が、一寸信仰しながら、凄いお蔭をいただきながら、私たち1人1人の信仰姿勢という所にかかって、ご宗祖様に申し訳ないような心の位置があるのかという気がいたします。
救われるって色々な形がありますが、この紐で痛みが解消したというものも救いですが、現世利益、お蔭をいただくという形が1つあります。
例えば2つ目をいいますと信仰の形とか状態とかいう見つめ方をしますと、教区長さんにも仰いましたが。
因縁の芽が出てくるかもしれないけれど平常にお祈りを一生懸命することによって因縁の芽が出てくるのを柔らかくするというお蔭があると思います。
3つ目は御教えをしっかり守って良い心掛けをもって良い生活を御教えを整えて行うというお蔭があるかなと、そういう救われ方もあるとおもいます。
色んな救われ方、状態があって色々な信仰におけるレベルというか、位置があると思います。
病気の時は救ってもらいたいし、病気が治った時には忘れないようするといったことが非常に大事かと思います。
信仰の原点をもう1度確認しましょう。
75年祭がおわったね。良かった。良かったでなくて、ご宗祖様が何を言ってはるかを知りたいなと思います。
色々な状態になるたびに、そこに戻ってくることが必要かなと思う。

何のために信仰しているの その2 にリンクしています。