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清掃まこと行に参加して

年末清掃まこと行に参加して

今年も清掃まこと行に参加しましたが、気付いたことをつぶやきます。

同じ場所で奉仕した方々で、一部の方は雑談のお喋りをしながら草刈り(草抜き)作業をしています。
但し、信仰談義・お蔭話はお導きに通じるものであり、ご本尊さま・お宗祖さまの徳をたたえることになりますので、大いに話してよいと思います。
雑談・おしゃべりは往々にして自慢話や笑い話になりますので、信仰信心とは無縁の話です。
その心には、真心はないと思います。
お運び研席のまこと行の時もそのような方が多かったですが、黙って奉仕すればよいのに、ご真言。ご宝号を唱えて奉仕すればよいのにと思っていました。

今回ふと気がついたのです。
年末清掃等宗の本部で奉仕作業に参加した時はまこと行という行なのではないかと思いました。

奉仕の前後では、
まこと行始めの言葉
「私たちはこれから、ご本尊さまの御用をさせていただきます。お互い誠心誠意、真心の奉仕をお誓いいたします」
まこと行終りの言葉
「只今無事、ご本尊さまの御用を終えさせていただきました。ありがとうございました」
と唱和します。
お喋りをしながら、奉仕作業をすることが誠心誠意、真心の奉仕になるのでしょうか。

日々のお言葉(信者訓戒)27には「形だけの信心ではいけません。身とことばと心の3つを整えましょう」というお宗祖さま教えがあります。
聖地でのまこと行には、身口意の3つを整えることのできる行であると思いました。
以前から、聖地に入りますとオンソラソバテイエイソワカ・南無智辯尊女と唱えています。
浄水場で手を洗う時、ローソク線香をお供えする時、歩いている時、観音経にあります欲瞋痴(貪瞋痴)を取っていただくには常念恭敬、常応心念であると書いてあります。

以前にも書きましたが、作家で元浄土宗知恩院はの宗務総長でお寺の住職をやっておられる寺内大吉さんは1日に1万回の南無阿弥陀仏を唱えるようにしており、そのために1日中、念仏しているそうです。
お宗祖さまもご神示やお勤め等以外の私的な時は常にご真言を唱えられていたようです。

私は奉仕作業等はまこと行だと思い、奉仕しながらご真言・ご宝号を唱えました。
聖地に居ながら、常念恭敬常応心念できないのはかわいそうにと思います。
少しでもご本尊さまに悪因縁を浄化していただく。
幸せな楽しい生活を送る。
次の世ではさらに幸せな魂の世界で過ごせる等という考えに及ばない方々だろうと思いました。
これでは素晴らしいご本尊さま、世界一のお宗祖さまを信心しているという心がないのでしょう。

これも以前の話ですが、お運び席の講師が、朝夕お勤めをしているのはこの中(約100人)で5人くらいでしょうといわれました。
私はとんでもないもっと大勢の信者がお勤めをしていると思ったのですが、清掃まこと行に参加して、お喋りさんを見ますと、講師の言われる話は本当だなと思いました。

常念恭敬、常応心念により、日々のお祈りや聖地でのお祈りがご本尊さま・お宗祖さまに通じ、万一の時には助けていただける信者になれるのではないかと思うのです。