お言葉13 教区便り

日々のお言葉13 「苦しみのない行はありません」

心の行をする人にとって、生活の場が即道場となる。
ここでは行のカリキュラムはない。
いつ、何をせよと言われるかわからない。
病気やけがは当たり前。
願わぬことが次々と起こってくる。
不測の事態に直面して茫然自失と言ったこともあるだろう。
しかしこれこそ道場長たるご本尊さまが、わざわざ用意して下さった問い掛けだ。
そこから何を学べというのか…………。
これが分かれば、いくらでも自分で行ができる。
逃げ回っていたのでは、看板倒れの信者にすぎない。
逃げられないから苦しいのである。





心の行だけが生活の場が即道場になるのでしょうか。
願わぬことが次々と起こってくるのでしょうか。
看板倒れの信者とはだれの事でしょう。
私には作者が何を言わんとしているのか分かりません。

心の行だけがあるでしょうか。
行には身口意の3つの行があるのではないかと思います。
1つの行をするにも身口意の3つがともなっているはずです。

それは、お宗祖さまは日々のお言葉(管長様の信者訓戒)27「形だけの信心ではいけません。身とことばと心の3つを整えましょう」と教えられていますからです。
心の行だけでは、ダメではないでしょうか。
苦しいと口に出さずに、御教えから悟り、忍耐・我慢することも大事でしょう。
行をするのに簡単な行を求めますか。
自分が次に飛躍しようとするならばさらに上の身の苦行を乗り越えてこそ飛躍ができるのではないでしょうか。
行は求める場合と与えられる場合があると思います。
お宗祖さまは、日本が負けると(中国の)満州に行ってはいけないと言って日本が負ける等流言飛語を飛ばす非国民だと警察に呼ばれ、非人道的な取り調べを受けておられます。
身では手錠をはめら公道を歩かされています。
この姿を見た今までご神代さまと縋ってお蔭をもらった方が、顔をそむけ、以後十輪寺に来なくなったそうです。
これはお宗祖さまの身行でなくて心の行でしょうか。

神さまのお告げである「日本が負ける、満州に行ってはいけない」を話して、警察に引っ張られ、ひどい取り調べを受ける。真実を喋って葛藤されるのはお宗祖さまの心の行でしょう。

弁天様のお告げに反して、日本が勝つとは言われなかったと思います。
お宗祖さまは弁天様のお告げをそのまま信者に話すと誤解される。
パニックを与えることに悩まれ、弁天様のお告げをそのまま信者には話していません。
弁天様が助けられない、無理だと言われても信者にはしっかり祈って下さい。
私もお祈りしますと言われています。
言葉を選ぶのはお宗祖さまの口行ではないでしょうか。

お宗祖さまの苦しみのない行はありませんと言われていますのは、成長には、進歩には必ず何らかの苦しみ苦労、乗り越える努力が必要です。
苦しみや苦労の乗り越え、人知れず努力するからこそ乗り越えた喜びが大きいのです。
達成の喜び、祈願成就の喜びは人を成長させるために苦しみ、苦難を与えるのですよ。
ですから、苦しいからと言って信仰の行を投げ出してはいけません。
貴方が苦しみを乗り越えてこられるのを私は待っているのですよと言われいるように思います。
心の行と言った狭い受け取り方は、困ったもんだと思います。
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