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お言葉69 宗務総長(感謝祭)

18年8月1日10時からのお勤め後のお言葉69の総長法話

(編集項目:ブログ者記)
1 お言葉69「しっかり祈りなさい。成就しないことはないはず」
1) 成就する祈り方
2) 念ずれば花開く
3) 成就して活躍する姿を想像するのが秘訣




1 お言葉69「しっかり祈りなさい。成就しないことはないはず」

1) 成就する祈り方
祈りがテーマです。祈りは私達の日常生活において誰でもできる基本的な信仰実践であろうと思います。
年寄りも小さい子供も老若男女等しく実践できることだと思います。信仰は祈りに始まり祈りに終わるといわれます。
祈ると言うこと難しいですね。祈りには、お礼や感謝そして懺悔の祈りの外に、願いが成就させて欲しい祈りがあります。今日は成就に直結した祈りの話です。祈ったら成就するのではなく、成就する祈りをしなくてはなりません。
これが難しいのです。成就につながる祈りとは、しっかり祈ることです。しっかりとはしっかりしか言えませんが、今日はこういう角度からお話しをします。

2) 念ずれば花開く
いろいろしっかりについての解釈はありますが、ある方の母さんが苦しいときつらいときにいつも口ずさんでいた言葉は、「念ずれば花開く」だったそうです。これを聞いていたある方もいつしか苦しいときつらいときにその言葉を口ずさむようになったそうです。そうすると自分の花が一つ一つ開いていったそうです。どうやら念ずるということには成就させる力があるようです。「しっかり」に私は「強く念ずる」ということを入れてみたいと思います。人はああって欲しいこうあって欲しいと願いますが、どうか成就には強く念ずるということ実践して頂きたいと思います。
何かえらいことが起きたとしましょう。その時は緊張して震えが来ます。えらいことやと顔面蒼白になります。口から出てくるのは般若心経でも、ご真言、ご宝号でもなく、「お宗祖様助けてください」です。この様な場合に強く念じているのでしょうね。つらいときは自然と強く念ずることが起きてくるのかもしれません。

3) 成就して活躍する姿を想像するのが秘訣
あることの祈願を成就したいと思っているときは強く念ずることがなかなか難しいようです。
ヤンキースの選手になることを願っていた巨人の松井秀樹選手は、日本でプレーしているときから、願いがかなって選手になり、ヤンキースタジアムに立って縦横無尽にプレーしている姿を心に描いていたそうです。それがあったから(ヤンキースの選手になっている)今の自分がるようなことを話しておられました。
いろいろな願いがあってそれぞれの成就を願う。ただ成就を願うのみでなく、成就した後自分はどんなことをしているかを考え、成就してあることに熱中している、活躍している自分の姿を想像するのです。
この熱中している活躍している姿をできるだけ具体的に心の中でしっかり描いてください。それが強く念ずることのどうも秘訣のようです。
私達は祈願成就のお願いをしますが、成就後の喜んで活躍する自分を考えたことがありますか。病気快癒を願うのであれば、病気が治ったらあることで夢中になっている自分お姿を描いてください。この大学に合格できたらこうゆう分野で研究している、活躍している、才能を発揮している自分の姿を松井秀喜選手のように思い描いてください。
成就しない愚痴を言うのではなく、ご自身の祈りを強く念じていたのだろうかと反省してください。しっかりということについてはこの辺のことをいうのではないかと思います。宗務総長大森光祥