お言葉53 宗務総長

18年7月16日本堂での朝勤め後のお言葉53の総長法話 

(編集項目:ブログ者記)
1 前言 
1) 宿泊した終席式参加者に対して
2) 管長様の誕生日
2 お言葉53「あらゆる機会をとらえて、お話を聞きましょう」
1) 話を聞くことの大切さ
2) 話を聞く心を作る。
3) 教えは実践が目標
4) 話を聞く姿勢
5) まとめ




1 前言 
1) 宿泊した終席式参加者に対して
一箇所で大勢の信者が宿泊することはそう何度もあることではありません。それで隣の方が気になって休めなかった方もおられるでしょうし、そんなことは関係ない俺はすぐねるという方もいらっしゃったでしょう。
いずれにしも、終席式参加のために参集された方々です。ご本尊様の神気を身体一杯にお受けいただき、今日一日爽やかな気持ちで終席式に参加して頂きたいと思います。

2) 管長様の誕生日
今日はめでたい日です。管長猊下の誕生日です。おめでとうございますと申し上げますので、皆さんも唱和してください。おめでとうございます。昭和5年7月16日で、喜寿になります。

2 お言葉53「あらゆる機会をとらえて、お話を聞きましょう」

1) 話を聞くことの大切さ
お話を聞くことの大切さをここでお諭しされていると思います。お宗祖様ご在世中のころも、お話しを聞けない方が沢山いらっしゃいました。感謝祭の席で体験談やお諭しが始まると会場を抜け出し、お百度を踏んでおられるのです。お宗祖様はそれをご覧になり、あの方たちを呼んでおいでとおっしゃったと言うことです。それほどお話を聞くことが信者の大事な勤めとしてお示しになられたのだと思います。

2) 話を聞く心を作る。
どうしてかと申しますと、お話しを聞く心を先に作ってから祈らないと駄目なのです。お話を聞けるという心を先に作らなくてはならないのです。
それはどういう姿勢なのだろうかと言うことです。お話を聞くに当たって邪魔になる。お話を聞こうとする心を妨げているものがある。これを乗り越えて頂きたい。それは例えば、年齢です。年を取ると若い人の話は聞けなくなる。あるいは、それぞれの立場です。社長になりますと社員の話に耳を傾けないとかね。それぞれの立場です。それぞれの年齢とか立場とかは話を聞くときには横においとかなくてはならない。それを乗り越えないと人の話は基本的に聞けなくなります。それをわきまえて頂きたいと思います。

3) 教えは実践が目標
その上で、お話を聞く。特に教えの話を聞くときには、大事なことがあります。教えを聞くときは実践が前提です。教えを聞くのではなく聞いた教えを実践すると言う終着駅があります。だから教えを聞く場合はその姿勢が大変大事になってきます。

4) 話を聞く姿勢
どんな姿勢かと申しますと、まず教えを聞くときは自分のこととして聞いてください。今日はこんないい話を聞かせて頂いた。こんな有り難い話であれば、帰って嫁に聞かせたいではないのです。嫁のためではなく自分に説かれているのだと思って頂かなくてはなりません。この姿勢が大事です。
それと同時に皆様方はそんな教えの話は何度も聞かれていたと思います。繰り返し聞いて頂くことも大事ですが、一つ一つの積み重ねですから、同じ話を何度聞いても分かっているのではなく、その一つ一つを大事にして頂きたいのです。お茶の世界では一期一会と言う言葉があります。その一つを、そのきっかけを大切にしようということなのですね。ですからこの話はもう聞けないのだと言う姿勢が大切です。
今申し上げました教えを聞く場合の心の有り様をわきまえてください。皆様はすでにお持ちと思いますがもう一度確認しておきます。

5) まとめ
話を聞く方は年齢や立場を乗り越えること、そして自分のこととして聞くこと、もうこれで最後だ、もう聞けないのだという思いでその1回1回を大切にすること、そのことを申し上げておきましょう。このような姿勢で聞ける方にどの様な徳が身に付くのかといいますと聴聞の徳です。そのような姿勢で聞きますと話が身に付きましので、合わせて聴聞の徳を身につけることができるのです。姿勢ができましたら後は実践です。ああいい話を聞いたなで終わることなく、聞いた話を実践することが大事です。大森光祥宗務総長
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