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18年宗祖伝2講法話

18年4月22日(土)宗祖伝2講 幼少時代  梅木祥法講師の法話

(項目編集:ブログ者記)
1 これからの信仰は、自分が変わって行かなくてはならない。
2 お運びでの学ぶ内容
3 楢井の毘沙門さんの話
4 姑と何故上手く行かないのか。
5 40代の女性からの相談
6 お宗祖様の予言
7 岐阜県での女子中学生殺害事件と子供の信仰




1 これからの信仰は、自分が変わって行かなくてはならない。

大祭が終わりました。当宗は行が多いなと行事が多いなと思います。救っていただくために聖地の足を運び、お言葉を聞き、私達は反省懺悔をさせていただく。これが私達の信仰ではないでしょうか。
ご本尊様はすがればお助け下さるでしょうが、早く幸せになるためには、自分の心を変えなくてはなくては本当の幸せも頂けない。働いて貯まればその金で遊ぶ、貯えが減り借金が残る。現在の幸せの貯金を悟り、何か出来事があるとたどって何故だと悟らなければならない。頂いた幸せはいつ何時崩れるか分からない。幸せは保証されていません。保証するのは自分の信仰の仕方です。自分の信仰の仕方でご本尊様お宗祖様から保証していただくのです。
ご遺告に「困ったときには私の名を呼んで下さい。私はきっとその人のそばに参ります。苦しい時にも悲しい時にも、迷った時にも、私の名を呼んで下さい。きっときっとお助けさせていただきます。」、「五行のお諭や私が今まで何十年の間皆さんに申してきたことを忘れないでしっかり信仰して下さい。そうすれば私がいなくてもけっして心配することはありません。」とありますので、お宗祖様の言われるとおりすれば幸せになり、心が変わって行きます。お宗祖様のみ教えを守って実践することにより、人から愛される人間になって行きます。

2 お運びでの学ぶ内容

2講は嫁姑の問題です。何故真心を尽くして行かなければならないのか。1講から24講までありますが。私は物語をお話しをさせていただいているのではありません。1講1講がご宗祖は私達に何を教えていただいているのか、私達に何をお諭ししていただいているのだろうかを考えさせていただかなければいけない。24講済んだではで駄目です。これで良いのだろうかと何時も反省してください。
あの方はお運びにも、大祭にも、感謝祭も行くが何故人から好かれないのでしょうか。会社や家庭で、「我」を出しているのです。そこを1度考えてください。これはご本尊様お宗祖様のみ教えを自分のものにしていないからではないですか。(信仰しているという)形を追っかけているだけだからです。本当の真心とはどういうものかをお宗祖様のから学ばなくてはならない。お運びでは、心を勉強させてもらっています。

3 楢井の毘沙門さんの話

ご母堂スエ様は、吉井家嫁いで夫に事業失敗の責任を問われ家を出て自殺しようとしたが、死ぬなという声で友人の家にお世話になる。友人から楢井の毘沙門(拝屋の土井たつ(女)さん)さんを紹介され、楢井の毘沙門さんがスエ様に、神の魂を持った子がいる。だから辛抱せよ、死ぬ気で功徳を積め、将来幸せになるとお告げをされた。実家に帰れず死んだ気で功徳を積むために尽くすことになる。まず自分の真心の至らない点を謝って、姑さんが夫が分ってくれるまで尽くせば相手も分ってくれるのです。

4 姑と何故上手く行かないのか。
真心で尽くすことによって嫁姑の関係は上手く行きます。スエ様は一生懸命、姑・夫に尽くしていると思っても、神様から見ればまだまだ真心がたりないということです。姑はきつかった。姑に変わってもらわなくてはならないが、自分が変わらずどうして相手が変わってくれますか。腹が立つ姑、姑は教養があり、夫の重吉さんも村会議員をやるが、スエ様は百姓で学がないので、意見の相違が生じる。重吉さんの商売がもう一つ上手く行かなかった。この環境ではスエ様は当然のように苦労することになっている。悪いことがないのに真心を持って尽くせとよくいわれる。真心は尽くす心、低い心です。これができないのは「自分という我」があるからです。尽くすと「これだけしたのに何故分ってくれないのか」と思いますが、そう思うのはまだ高い心があるからです。
その心は毒です。我です。ともに濁った心です。この濁りを取るにはどうするか。この濁りを取るのはスエ様の辛抱する方法もあるでしょうが、早くしかも楽に濁りを取る方法はお宗祖様のみ教えを実行するしかありません。

5 40代の女性からの相談

始めて教会のお運びにきた方から、私は会社勤務して同僚のAさんに一生懸命尽くしていますが、AさんはBさんに私の悪口を言うのです。尽くす心は真心だといわれて尽しましたが、Aさんに全然通じないので尽くさないでよいですか、もう信仰もいりませんと相談された。
ヒントとして、亡き梅木先生がお宗祖様からご本尊様からお告げで心が高いから行をしなさいといわれた。そこで、沢山の信者が来て汚すので水洗でない昔の便器を磨く便所掃除を毎日した。これで十分だろうとお宗祖様に伺った。お宗祖様はまだあきませんといわれた。亡き梅木先生はこれだけ一生懸命やっているのに認めてくれないのだろうかと思ったが、心臓が悪く身体が丈夫でなかったが毎日冬の冷たい水で引き続き便所を掃除し雑巾で便器を一生懸命磨いた。そしてお宗祖様の所に行ったがまだあきません、あなたの心は高いですと言われた。それから更に続けてようやく真心を認めてもらったという話と一緒ですね。Aさんが貴方の尽くしている努力が分からないのは、自分では一生懸命させてもらっているつもりでも、神様から見ればまだ心が高いのです。相手が意地悪をしなくなるまで尽くしなさいと話をしました。その後また教会でお会いし、真心の実践ができたようで「先生、ありがとうございました」とお礼を言われました。

6 お宗祖様の予言

吉野山での親子の花見と財布をなくし困っている母を助けるためにお宗祖様が50銭銀貨を地中から掘り起こす話。第1次世界大戦の祝賀の席で、お宗祖様が二重橋を誰でも通れると予言した話

7 岐阜県での女子中学生殺害事件と子供の信仰

神仏に手を合わせ、事件を起こさない子供の育成をお宗祖様はうるさく言われた。今の幸せを子供に分けるのが皆様の信仰ですよ。5月に青年隊大会がありますが、行けと言わなければならない子供より、青年隊大会だから行かしてもらおうという子供に育てなければならない。これが理想の家族信仰です。

by nohara4241 | 2008-03-22 11:13 | 法話宗祖伝