人気ブログランキング | 話題のタグを見る

お宗祖様の深夜苦しむ病人を救う祈りとお百度

お宗祖様の深夜苦しむ病人を救う祈りとお百度

これは、昭和35年8月17日の感謝祭でのお宗祖様のお諭し中でお宗祖様が話された、ご自分のお百度踏みです。
信者のためにお百度を踏む、この様な教祖様や宗祖様がおられるでしょうか。ご遷神されていますが、神となって又菩薩となって私たちのお百度を見守り、踏んで下さることもあるのです。



丁度午後11頃でしたでしょう。
電話がかかってまいりました。
「私は牧野村の○○でございます。これこれで病人が大変悪いのでこれから自動車で行きますさかいに」とこんなに言わはります。
そして見たらテレビもラジオも終ってしもうてますから、言うてるうちに12時近くです。
「もう12時ですけれど」といいましたけれど、「これからまいります」と言って、電話を切ってお終いになりました。
私は総長さんが休みましょうと言ってくれましたけど、後で電話がくるかも知れないので待つというたのですが、総長さんは、病人はかわいそうやけどこっちのお母ちゃんの苦労をちょっとも考えてくれへんと口説いています。
自分ばっかり信者を考えていると言って口説いています。
私はそうではありません。
信者さんにしたら、死ぬか生きるかの病人を前に見て、ほんとに懐かしいお父さん、これだけ育ててくれたお母さんが病気のときは、助けてくださいとお願いするのは当然だと思います。
私でもそうだと思います。
救ってもらうためには、ご宗祖様の事情などどうでもよくなります。
自分に都合良く考えるのは当たり前です。
その日は13日の晩でございます。
扁桃腺が腫れまして、一杯膏薬を貼って早く休まないと、明日は、自分ちの灯籠流しです。
また私が身体を壊し参加しなかったら悪いと思って気を使っているときでした。
「来る」と言ったのだから寝られません。
そしてお百度踏んでまた祈ってみました。
楽になって来てくれるかと思って辯天さまにおうかがいしますとちょっと楽になったようです。
やれうれしいと思いました。

(この信者さんはその夜来寺されず、翌朝来られています。
有田教会の信者さんの教会の扉が開いてお宗祖さまが出てこられ自分の後ろからお百度を踏まれたという体験談から、私は、今でもお宗祖さまは信者から助けてくださいと言われるとお百度を踏んでくださっていると思っています。)