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般若心経の疑問と先輩信者

般若心経の疑問と先輩信者

12月22日、最後のお運びに参加し、礼拝経では般若心経の故知般若波羅蜜多心経。是大神呪、是大明呪………のところでした。



私は、10年以上前の話しですが、教区長のAさんとAさんの車に同乗してN寺に向かう途中、教区長だから勉強されているだろうと思い、観自在菩薩が、般若波羅蜜多行を行い五蘊は皆空であるといっておきながら、般若心経の最後で、呪である「真実不虚(真実である嘘ではない)」といって般若波羅蜜多呪即説呪日(般若波羅蜜多呪を即ち説いて曰く)といっています。その前の部分はなんの意味もありませんね。呪を唱えていると色即是空空即是色になるのですねと訪ねたことがあります。

Aさんは宗の祭典行事ではマイクの前に立ち全信者の前で責任役員として辯天様宗務員参詣信者に感謝して挨拶される方ですが、私の問いに、無回答でした。
申し訳ありませんが、お偉いさんでもお運びの講師や支部の感謝祭に派遣される教師の資格を持ってない方は、ぜんぜん勉強していないようです。
しかし、在家ですから疑問を持たずぼうさんのいわれるままに信じていれば良いのかも知れません。

ですから私の疑問は10年以上前からストップしたままでした。東大教授や偉い僧侶が般若波羅蜜多心経を解説していますが、私のような結論は一切ありません。(私が図書室で見た範囲です)

ところが12月22日の般若心経の法話の講師は、ああでもないこうでもないと理屈をこねましたが、般若心経は全体が呪文です。そして故知般若波羅蜜多心経。是大神呪、是大明呪……からの羯諦………は小さい呪文ですというお話をされました。
やっと10年来の疑問が解けました。私の考えが正しかったと安心しました。私はAさんとのことがあり、それ以来、実は般若心経のことを他の信者さんと話し合ったことがありませんでしたので、すっきりしました。