人気ブログランキング | 話題のタグを見る

護摩木祈願とお札の不思議、神霊治療

18年6月  護摩木祈願とお札の不思議、神霊治療 講師法話
(編集項目:ブログ者)
1 弁天さんとの出会い
2 お宗祖様の人助け
3 大祭の祈願護摩木を近所の方にお願いする。
4 祈願護摩木を書いてお札を貼り火災を半分逃れた不思議な体験
5 旅館の建て替えと家相、気の毒なご先祖様
6 余命のないご主人とお宗祖様の関係
7 お宗祖様の神霊治療
8 従業員の永代経
9 宿泊客の関東の方と護摩木の話




1 弁天さんとの出会い

弁天さんが私の方にやってきて頂きました。
家内を貰うときに弁天さんが一緒に来てくださいました。
旅館ですから、家紋の桔梗を掲げますが、家内の両親が我家の家紋をみて、弁天さんの引き合わせだと思ったそうです。
(この家紋の話でも色々ありますが今日は辞めます。)
うちの家内と私は、遙か昔通天閣のある町で生まれ育ちました。
母親が家内の写真を持って参りましたので、良い娘さんだと思ったのですが、母親がガンになり入院し、バタバタしましたのでお断りしました。
半年後に母親が亡くなりました。
父親は7年前になくなっています。
大学を卒業した間がないときで、一人息子ですから一人で旅館をやって行くことになりました。
両親が死にますと世間は冷たくなり、地獄に落とされた気持ちになりました。
昭和51年に家内の兄も2月に、母親は3月ですが亡くなっています。
いたん返したご縁が家内の兄の死で養子を取る話があったそうですが、近所の方々等が嫁探しの世話をしてくれ、その嫁に家内が出てきました。
いたん断ったので家内の家に失礼であると世話人さんに断りましたが、お節介を焼いてくれ、家内の親の近くにやりたいということでまとまり一回忌終了後に結婚式を挙げました。
家内の兄とは同い年で小さいときに遊んだことともありました。

2 お宗祖様の人助け

子供が生まれるとお宮参りは弁天さんでやる等ご縁が始まりました。
入信して30年なりました。
高校はクリスチャンの学校でしたので、全能の神であり、手を当てて目が見えるようにし、足が動き歩けるようになった奇跡を起こしたキリスト様しか神様は知りませんでした。
お宗祖様は、弁天さんのお力を授かり身体がぼろぼろになるまで33年かけて数々の奇跡を起こし多数の信者を助けられていますので、1年間有余の布教活動で人を救ったキリスト様よりすごい方がいたのだと驚きました。
私も、入信して宗祖様の伝記を読ませて頂きましたときは、不思議と涙が出てきました。
思い出しますと胸がいっぱいになります。
お宗祖様は苦しんでいる方を助ける正義の味方に感動しました。
そういう人間になりたいなと思いながら信仰しました。
お運びでその御教えを身につけたいなと思い通わせていただきました。
1年2年3年と信仰する毎に神様はおられると言うことを実感しました。

3 大祭の祈願護摩木を近所の方にお願いする。

お運びではお導きの話が出ます。当時宗勢5カ年計画で信者や仲間を増やそうという時代でした。
その当時は、お導きが分からず第2世管長様にお聞きしたことがあります。
「まあ、あわてんとゆっくりやりや。」しか言ってくれませんでした。
ゆっくりとあわてんとを考えました。
導きは知っている方を導くのだから、知合いを増やすために隣近所とのお付き合いをしなくてはいかない。
そうだ子供が学校に行ったからPTA・子供会の組織に入ってお付き合いを始め沢山お方と知合いになりました。
星祭りのご祈願、御神池のお水替えの短冊のお世話をさせて頂き、更に護摩木を頼もうと勇気がいりましたが、護摩木を100本ほど入れた袋を持って親戚からお願いに町をうろうろ廻りました。
子供の遊び友達の父親であるおじさんにばったり道で会い、お前袋を持って何しているのかと声をかけられ、護摩木を見せて説明しますと、おお、お前ええことしてんやなと言われ、その護摩木を2~30本つかみ俺が貰ってきてやる言いました。
(下に飲食店関係が19軒入り2階が住居になっている2階建てアパートの一角で焼き肉屋を営業している方です。)

4 祈願護摩木を書いてお札を貼り火災を半分逃れた不思議な体験

19軒から護摩木を書いて貰ってきて頂いたので、ちょうど護摩木を書いて頂いた方の家に貼らせていただけと言われ弁天さんのお札を持っていましたので、おじさんありがとうと大黒柱の高いところにお札を貼らして頂きました。
護摩木をして頂いてから1ヵ月経ってその2階建てが大火事に遭いました。
私の所からもからも火柱が2~30メートル上がっているのが見え、これでは丸焼けやなと思いました。
弁天さんの護摩木を書いて頂いたのに、偉いことになったなと心配しました。
何を言われるか分からないとビクビクしながら翌日火事見舞いに行きました。
護摩木をさせてもらいしかもお札まで貼らせて頂いたのこんなことになって申し訳ありませんと挨拶を考えました。
ところが、おじさんからはお前に助けて貰ったと言われました。
1階の5~6軒は入り口付近が焦げていましたが、2階の梁等は残っていますが木造の2階部分だけ完全に焼けてなくなっていました。
しかも見てくれといってドアーをあけると中の内装、椅子、机は、綺麗でそのままでした。
5~6軒のぞきました。
消火の水をかけても室内に水が入っていないしかも内装はそのままである不思議だなと思いました。
その人らは生活を守って貰ったと後でうちにお礼に見えられました。
警察の検証が終わると追い出されることもなく屋根にトタンを貼って営業を続けられました。そ
の建物はその後4階建てのビルになり、全店が入居させて貰ってます。

5 旅館の建て替えと家相、気の毒なご先祖様

人間は本物を見せて貰わないと駄目ですね、若い方は本物の奇跡を見せて頂かないと信じていただけません。
この神様に一生すがろうと思った私でも本心には疑いが半分あります。
あの火事は偶然だったのではないかと言う思いです。
こうして何年かすぎますとまた不思議なことに出合いました。
旅館をしており、父が昭和22年に建てたもので、旅館が捻れてきました。
しかも家内の母親があんたとこは鬼門の箇所がへこんでいる家相が悪いと指摘されました。
建て増しをしていますのでそうなってしまったのです。
そういえば父も母も早くなくなったなと納得しました。
ご先祖様を調べると不遇なご先祖様が4人いました。
因縁が悪いと家相も悪くなるのか建て直そうと思いました。
立て替えのお金がなかったので困っていました所、昔父親が騙されて不動産屋から買わされました四国の山奥の土地を持っていました。
新居浜市がその土地を2800万円で買い上げてくれました。

6 余命のないご主人とお宗祖様の関係

新装オープンしたときに従業員を募集しましたところ、近所の60代の方で応募してこられ働いて貰うことになりました。
ある時、その奥さんがいろいろお金がいるのでご主人のために少しでも稼ごうかと言うことから就職され、主人が胃ガンで3~4ヵ月の生命ですと言う話をしました。
それでは、1度弁天さんにお参りに行きましょうかとご夫婦をお誘いし冥應寺に行きました。
68~9歳くらいのご主人でしたが、冥應寺に入りますと当時はお御影でしたお宗祖様を見て、大将、私この人知ってますねん。
戦争が終わって帰ってきてからこの人に生命を助けて貰いましたと言いました。
驚いて本殿の隅っこで話を聞きました。

7 お宗祖様の神霊治療

戦地で汚い水を飲み回虫がお腹に湧いていたのです。
食欲はなく腹は痛いので寝たきりになりました。
旦那さんのお母さんの知合いの方が、神代さんを連れてきてあげると言って、本当に五条からお宗祖様を家に連れてこら、お加持をしてくれはったそうです。
お宗祖様は半紙をもっといでと言いお加持をしながらあんたこれ回虫が湧いてるねん。
このままほっておくと食欲もなく生命もあぶないでと言いながら、旦那の前で両手を合わせて揉むような手つきをされ、半紙に何を入れ半紙の四隅を持ち上げまるめて、渡してくれたので持つと重かったそうです。(中にどんな回虫がはいっていたかまで確かめていないようです。講師ははっきり言いませんがお宗祖様がお腹から回虫を取り出す心霊手術のようです。私も始めて心霊手術の話を聞きました。)
この旦那さんは弁天さんも知らないし、護摩木をしたり信者になったりしておられません。
仲良く夫婦で暮らしてこられ、お腹が痛いので医者に診せたら手術しても無駄な胃ガンと言われ、自宅での療養を言い渡された方でした。
旦那さんはこのとき奥さんに、あの奥さん(お宗祖様)がうちに来てくれはったらこんな胃の痛いのは治るのになと言ったそうです。
この声はお宗祖様に届いていたと思います。

8 従業員の永代経

その後、私の募集に応募されたのです。
これは弁天さんが助けてやろうと働きかけ、奥さんを私とこに就職させ、私に冥應寺に連れて行かせたのだと思います。
ご本尊様お宗祖様が、私達についておられるということが、しっかり確信しました。
胃腸煎を買ってその方はあげましたら、胃の調子がこのごろ良いと言っておられまいた。
その後元気になったから働かせて欲しいと言われ働いて貰い、夫婦2人でお運びにも参加され初席1回終了され、弁天さんの行事には五条でも参加されました。
建築関係の方でのぼり立ての作業等は率先してやられました。
この方は助かったと思ったのですが寿命ですかね、2年半して、ガンの痛みもなく眠るようにしてなくなられました。
この方には冥應寺で永代経を上げさせていただきました。
奥さんには護摩木回り等の作業を手伝って頂き、一昨年92歳で亡くなり永代経に入って頂きました。
ご宗祖様の御心をぴったり合う方であったように思います。
難儀をしている方を見たらほっておけない夫婦でした。
旅館で働いてくださった方5人の永代経を冥應寺でさせて貰っています。

9 宿泊客の関東の方と護摩木の話

関東にも拝屋さんがおられるのですね。
旅館に半月泊まるお客さんで何時も春の大祭の護摩木をおっちゃんせへんかと言って書いて頂いた方です。
ある時奥さんと一緒に来られたことがありました。
帰り迎えで来られる奥さんが今年は最初からでどうしたのか伺うと、うちの主人は心臓が悪いので関東の拝屋さんに見て貰ったところ、女の神様がついてくださっているのでこの方はどんなエライ手術をしても大丈夫や、手術しなさいと言われた。
女の神様てどんな方でしょうねと聞かれたので、護摩木をして頂いているので、女の神様は弁天様でしょうと申し上げました。
奥さんはそうやそうに違いないと言われ、冥應寺にお参りに行かれました。
その年に手術し成功されています。
70歳ですから厄年ですかね。
階段をフウフウいって登られる方で護摩木を4年間勧めました。
護摩木をさせて貰っているだけで。
その方をお守り下さることがよく分かります。
その方も79歳まで長生きしたと喪中の葉書が来ていました。
信仰させて頂いている間びっくりするような体験をしています。
時間がありませんのでこれくらいにさせて頂きます。