故梅木先生回想録97

故梅木先生回想録97

御所教会の機関紙「幸真」昭和21年8月1日号から頂きました。

お宗祖様のお話では、故梅木先生は弁天さまがお前に2人の弟子を与えてやると言われ、与えられたお弟子さんの1人です。

『故梅木先生回想録95b』からの続きです。
『故梅木先生回想録80』に戻ります。

人間の世話はいやだと思っていたが、
「支部造りのご返事をするまで、ご神示はお預けにします」
と仰って、何度伺ってもご神示をしてくださらなかった。
どしてもご神示を受けたいことがあったので、妻と相談して、お受けすることにした。
「支部造りは因縁除けの徳を積むためにさせていただくのです」
この言葉の通り、そうかも知れない。
本当にそうだったら、支部を作ろう。
目に見えない不幸な因縁を1日でも早く解いてもらいたい。
幸せを頂きたいのだ。
そう思うと身内が引き締まる思いがした。
「それでは講を作らせていただきます」
尊女はお喜びになった。
「同じ(奈良県で現在五条市の隣の市以下略)御所の人で、協力してくれる人を紹介しますから、その人と相談してつくってください」
その人はSさんという人だった。
早速会って話をしてみた。
その人は会社員だったが、この土地で生まれた人でなかったので、町で知人はいないということだった。
これでは支部造りの頼りにならないなと思った。
Sさんに、「土地に知り合いもなく、紹介する人もないが、お金が入用な時は出させてもらう」ということだった。
支部造りに必要な経費は、いくらかかっても私が出すつもりだった。
こんな協力なら必要ないと思った。
その後、十輪寺の施薬頒布所の前にビラを張った。
「御所で講を作るから御所在住の方は参加してください」
1ヵ月かかってようやく12・3人の申し込みがあった。
支部は最低30軒の信者名簿が必要だった。
12・3人では支部にならない。
御所町は、南葛城郡の主都のような存在で、周囲に大正、掖上、葛上、葛、秋津の5カ村からわずか12・3人の申し込みだった。
大勢の信者があると聞いていたが、参加したのはこれだけだった。
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by nohara4241 | 2009-11-27 20:47 | 講師の回想