故梅木先生の回想録94

故梅木先生の回想録94

御所教会の機関紙「幸真」昭和21年4月1日号故梅木弁雄様回想録から頂きました。

お宗祖様のお話では、故梅木先生は弁天さまがお前に2人の弟子を与えてやると言われ、与えられたお弟子さんの1人です。
故梅木先生回想録  93からの続きです。
回想録80に戻ります。

「ああ、弁天さま、尊女さまは私を助けてくださったのだ。
満願までお詣りできなかったが、やはりお助けくださったのだ。
ありがたい。この上のない有り難い神様、弁天様」
目の前に事務官や理事長のおることを忘れて、しばし無言の感動にひたった。
必ず再起してくれるように、と言って事務官等は帰って行った。
偉大な弁天さまの大慈悲は、人をしてこのように暖かい処置をとらしてくださった。
責める立場の人たちが、かえって私の徳を讃え、再び社会の指導者となることを期待してくれた。
私は刑法上の罪人にならず、再び人生の再スタートの道を与えられた。
翌朝早々、五條へお詣りして尊女にお目にかかった。
「弁天さま、有り難うございました。
特別のお情けをしただいて私に責任がないことになりました。
しかも暖かい言葉の贈り物さえくれました。
有り難うございました」
「よかったですね。
私はこうなるように一生懸命祈っていました。
他の方なら私はここまでお祈りはしません。
先生は正しく正しく世の中にために尽くしてきたのですが、因縁のため、それがみんな悪い災いになって返っていたのです。
それが気の毒でならないのです。
局長さんの心も同じだったと思います。
あなたは何時でもよいことを考えていますけれど、因縁がそれを邪魔するのです。
それは先生に信仰がなかったからです。
これからは一生信仰を話さないでください。
先生の知恵を信仰に生かしてください。
きっと弁天さまは素晴らしい徳を与えてくださいます。
信者一番の徳を与えて頂けます」
尊女は、我がことのように、お喜びになり、未来への道を、諄々とお諭しくださった。
有り難いことだ。
私は本当に果報者だ。
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by nohara4241 | 2009-04-12 11:02 | 講師の回想