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18年宗祖伝7講法話

18年7月1日(土)宗祖伝7講  NI講師の講話
(編集項目:ブログ者)
1 7月6日7日の辯天様の御神池お水替え祭の由来
2 キュウリ加持
3 智祥様の生い立ち(1)
4 生家両親
5  管長さんがお坊さんになるきっかけ
6 小学生の管長様の父親への手紙
7 十輪寺の縁記




1 7月6日7日の辯天様の御神池お水替え祭の由来(梅木祥文先生の光たずねて 中編 8 お水替え祭より)

昨年までは七夕祭で、昭和30年に始まった。坊さんが御神池に落ちる事故が起きた。そのお坊さんは全盲でした。管長さんが吉井君はどうしているだろうか。戦争にいって目を悪くして帰ってきて静岡県の清水寺の住職になったが、お経を唱えるためにはお経を覚えなければならないがと心配されて、食事の度に、毎日のように話に出された。お宗祖様がそんなに気になるなら手紙を書いて吉井さんに来て貰ったら、一週間でも十日でも居て貰ったらどうか言われた。
吉井さんとは、全盲になり戦争から帰ってきたとき、日本で最初に再会のために吉野大師堂の管長様の所にたずねてこられたほど親しかった。吉井さんが来られ、暫くすると吉井さん如意寺に慣れ、ある日暇であるので一人で本堂に行きお勤めをしようと本堂に出かけたが、間違って辯天様側のガラス戸を開けた。以前は欄干等がなく縁側だけであったので、その縁側から辯天様のお池に落ちた。管長さんも吉井さんの声に驚きいってみると吉井さんが池に落ちバタバタしておりあんなに驚いたことはなかったと話されています。頭を切って血で池が赤くなっていた。
この他に、以前から管長様が一人で池の水を替えていったが、決まって管長さんが熱を出すことが重なっており、更にお坊さんが池に落ちるということは、辯天様のお知らせに違いないと当夜本堂で、お宗祖様が池を血で汚したことを謝られた。すると辯天様が水は古くなっているから入れ替えよ。7月の6日に入れ替えよ。新しい水を入れたならば働き始めとして信者の願いを書いた短冊を供えよ。その願いをかなえてやろうと啓示され、お水替え祭(七夕祭)が始まりました。

2 キュウリ加持

キュウリ加持は、私達の身体をキュウリに見立てて、辯天様の力で夏の土用を無事に乗り越えさせていただこうということでご祈願を受け付けています。

3 智祥様の生い立ち(1)

お宗祖様の管長様にたいする思いと管長様の力
お言葉集成第2集 39 「苦難お後に光明がある」から朗読(昭和41年3月3日の大阪ロイヤルホテルでの生命の泉出版祝賀式でのお宗祖様の管長様への感謝の言葉)
私は、辯天様は女性の神様ですが、頭の冠の中に宇賀神将という穀物の神様おられます。姿は翁であったり白蛇であったりしています。うちの宇賀神将は翁です。
管長様は宇賀神将であると私は思っています。辯天宗もお宗祖様一人ではできません管長様の協力を得て立宗できたのです。ですからお宗祖様も管長様を私の光ですと紹介されました。第一世管長様のことを学ぶ理由もそこにあります。

4 生家両親

小学校1年までおられた和歌山市木ノ本の生家農家、誕生、両親、兄弟についての話(略)

5  管長さんがお坊さんになるきっかけ

(現五条市)「さかいで村」の「さいこん寺」の住職が木之本の知人宅に遊びに来て養子の小坊さん探している話をした。当時真言宗は妻帯が禁止されすべて養子を迎えてお寺を継がせていた。知人に西本家管長さん目にとまり、お父さんに養子探しの話をした。が良いと話を持って行った。
父もアメリカに出稼ぎに行かれた長男を亡くされ、一人くらいは坊さんしたいと思いのではないかと思います。坊さんにならないか。管長さんは汽車が好きで峠から汽車の通るのをよく見ていた。坊さんになると汽車に乗れる。麦飯が嫌いな管長さんに毎日白い米の飯が食べられる。といわれ深い考えもなく僕坊さんになると承諾され、お父さんに連れられて「さかいで村」の「さいこん寺」に向かった。「さいこん寺」では、養子の小坊さんが欲しいのは十輪寺であると教えられて野原村の十輪寺に向かい十輪寺の直木純祥氏の養子になり、西本正信から直木智祥に変わる。
夏冬問わず、朝早く起床し部屋を清掃をして、朝6時に鐘をつく仕事があり、お経の覚えが悪いと癇癪持ちの直木師匠さんからキセルで頭を叩かれたそうです。

6 小学生の管長様の父親への手紙

兄の手紙に対する返事、と父親へのさいこん寺住職への礼状と菩提親の岡松さん(身元引受人的立場の方)への礼状を書いてくれとお願いした管長様の手紙の紹介

7 十輪寺の縁記

僧行基が8世紀前半に建立した西大寺が始まりで、弘法大師も参籠し本尊地蔵菩薩に井戸を500掘ることを祈願されている。西大寺は元禄6年(1693年)十輪寺と改名している。僧行基菩薩は、渡来人の2世で和泉市(堺市)の人で、金剛山葛城山で修行されている
by nohara4241 | 2008-07-08 12:54 | 法話宗祖伝