人気ブログランキング | 話題のタグを見る

18年8月1日の年忌法要時の宗務総長法話

18年8月1日の年忌法要時の宗務総長法話
(編集項目:ブログ者記)
1 前言(お宗祖様の先祖存在を話)
2 先祖を大切にする宗教、先祖があるから我々がある。
3 先祖と向き合える感謝は供養
4 年忌法要、永代経の申込、彼岸・盆の法要、月回向
5 供養行事に参加
6 子孫が幸せである

※永代経を申し込んでいますので、8月に年忌のご先祖様があり、宗本部からの年忌法要のの連絡を葉書をいた
だき、5月に引き続き、奈良県五條市如意寺の年忌法要に参加しました。





1 前言(お宗祖様の先祖存在を話)

ご案内によりご出席頂き、ともどもに読経下さいまして、ご先祖様はお喜びのことと思います。
しかし、ご先祖様が、私達の耳元で嬉しいといてくださることは聞けませんが、お宗祖様は、人間は死んで灰になってそれで終わりではなのですよとおっしゃいました。
我々にはうかがい知ることのできない別な世界があるようです。
そこにおられるご先祖様がお喜びになっておられると我々は確信をさせて頂くわけです。

2 先祖を大切にする宗教、先祖があるから我々がある。

辯天宗は先祖を大切にする宗教です。それはお宗祖様がそうですよとおっしゃっています。
先祖を大切にする信者さんがお宗祖様は大好きだとおっしゃいました。
ご先祖様がいらっしゃるからこそ今の我々があるのです。
我々がいるからご先祖様がいらっしゃるのではありません。
連綿と続く生命の連続の輪の1つがなくても我々は今ここにいることができないのです。
無数のご先祖様がいらっしゃるのです。
ご先祖様が精一杯生きてくださったからこそ今の我々があるのだと考えますと、ご先祖様に精一杯の感謝を捧げたいと思います。

3 先祖と向き合える感謝は供養

ただ感謝を捧げるだけではご先祖様の向かい合えないと思います。
会話もできない我々の知らない世界のご先祖様と向かい合える感謝はどうすればよいかと考えますと、お宗祖様は供養という言葉でお諭しされています。
ご先祖様との向き合い方は供養をするということになります。供養する場合の大前提が感謝です。
感謝の礼をもちまして供養する。
そのためには感謝の礼を形に表すことです。これが供養の第一です。

4 年忌法要、永代経の申込、彼岸・盆の法要、月回向

皆様方は年忌法要の施主となられ、永代経申し込みの方も施主です。
施主はお塔婆または永代経という形を持って感謝を形に表されていることになります。
嬉しいことです。
先祖を供養する心を向ける機会でありますお彼岸、お盆に、そして毎月のご回向もお忘れなくどうぞお塔婆を申し込まれていただきたいと思います。

5 供養行事に参加

そして2番目に大切なことは、足を運んで供養行事に参加することです。
ただ、お寺に任せっぱなしはではないのです。
お宗祖様のお示しになられたお救いの方法はすべて、任せっぱなし、預けっぱなしというところにはありません。
自らも祈りの輪の中に入って行くので救いの手がさしのべられるのです。
皆様は色んな行事の中如意寺に足を運ばれ、ともどもにお祈り下さいました。
これからもこの姿勢をお忘れなく参加して頂きたいと思います。
これが供養の第2番目です。
任せっぱなし、預けっぱなしというということはないのだということです。

6 子孫が幸せである

3番目に大事なことは、皆さん施主です。施主であるご一家が幸せであるということです。
この3番目があるからこそ前の2つがご先祖様に届くのだと思っています。
皆様が幸せであるということをご先祖様はきっとお喜び下さると思います。
家の中が不幸ですとご先祖様もご心配されると思います。
間違いのない幸せの道をお宗祖様の教えにそって歩いて頂きたいとお願いします。
これが供養の3番目として非常に大切であるからです。
この3つでご先祖様と向き合って頂きたいと思います。