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18年5月1日の年忌法要時の総長の話

18年5月1日の年忌法要時の総長の話

(編集項目:ブログ者記)
1 前言
2 お宗祖様はご先祖様がおられると仰った
3 ご先祖は私たちの存在の源
4 ご先祖供養いつまでするの
5 年忌法要のお塔婆、永代経の位牌、お盆お彼岸のお塔婆、月回向の形で先祖の感謝する
6 僧侶に任せ放しにしないで、自分も行事に参加する。
7 子孫が幸せである。

※ 永代経を申し込んでいますので、5月に年忌のご先祖様があり辯天宗からの年忌法要の連絡を葉書をいただき、奈良県五條市大和本部の年忌法要に参加しました。




1 前言

ご案内により出席頂きましたが、人間は選択肢がたくさんある場合、自分に価値のある方を選択するようです。
如意寺へのお参りを最優先に考えられた訳ですね。
この気持ちをご先祖様が受け取ってくださるのだと思います。ご先祖様は喜んでおられると思います。

2 お宗祖様はご先祖様がおられると仰った。

あちらの世界へ行ったことがありませんのでどこに(ご先祖様が)おられるのか分かりませんが、見えないけれど私達の思いを寄せる対象として、お宗祖様は、確実にご先祖様がおられることをお示しになられました。

3 ご先祖は私たちの存在の源
 
私達が現在、存在するのはご先祖様のおかげです。
延々と続いています命の連続の鎖では、親に当たるご先祖様が一人欠けても私達は存在しません。
先祖があって私達がいると言うことは紛れもない事実であります。
ご先祖様に幾ら感謝申し上げても、これで十分だということはありません。

4 ご先祖供養いつまでするの

先祖の供養は何時までしたらよろしいですかというご質問を受けますが、ご先祖様は何時も忘れずに感謝申し上げるべきお方です。
このような節目節目の法要ではできる限りの感謝をささげて頂きたいと思います。
先祖様に思いを寄せることが供養の始まりです。
形のないご先祖様に思いを寄せるのは供養の外にないのです。
強い思いを寄せるのですが、どの段階から供養になるのかと申しますと、まず、ご先祖様あっての私であるという思いをもって頂きたいと思います。

5 年忌法要のお塔婆、永代経の位牌、お盆お彼岸のお塔婆、月回向の形で先祖の感謝する

しかし、思っているだけでは思っていないのと同じであると教えられています。
ご先祖様への感謝の思いを形に表してください。
本日は、施主という立場で感謝の形として年忌法要のお塔婆を、あるいは、永代経の位牌を作られています。
ご先祖様を大切にせよというお宗祖様の教えがありますので、どうかお彼岸・お盆には皆様方は施主となってお塔婆という形を表して頂きたいと思います。
また、月の回向ともしますか毎月1度で結構ですから、ご先祖様のお塔婆供養もして頂きたいと思います。

6 僧侶に任せ放しにしないで、自分も行事に参加する。

次に、お寺に任せっぱなしは供養になりません。
供養とは自分がするものです。
私達(僧侶)は、精一杯法要をさせていたがきますが、皆さんに代わってできるものではありません。
ですからこの場に望み法要に参加することが肝心なことです。
何が何でも法要に参加しお参りする気持ちが大事です。
参加し、お塔婆だけでなくお供え物をされても結構です。
そしてお経を精一杯上げて頂きたいと思います。

7 子孫が幸せである。

形に表し、法要にも参加しましたが、もう一つ大事なことは、施主である皆様方が幸せであるということです。
これはご先祖様への大きな供養になります。
これがあって前に2つがご先祖様に届くのだと思ってください。
どうか皆様信仰を通して家族みんなが幸せなんですということは、どんなにご先祖様が喜ばれるこかと思いますので、お宗祖様に思いを寄せて教えを実践し皆様が幸せになって頂きたいと思います。