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19年7月感謝祭での管長法話

19年7月奈良五条市如意寺感謝祭での管長法話
(項目編集:ブログ者記)
1 前言 
1) 台風(省略)
2) 健康です。しかし朝勤めは勘弁してもらってます
3) 体験談を聞く徳を積む
4) 選挙(省略)
2 お宗祖様のお言葉
1) お言葉集成「ひとことのお祈りも無駄なく」の「名医が何故か手術をやめる」拝読
2) 管長様のお話
3 新役員へのお話(省略)




1 前言 

2) 健康です。しかし朝勤めは勘弁してもらってます
僕は今日が76才最後の日です。明日からは満77才になります。
辯天宗で数えますと78才です。お陰で元気です。
有り難いことでございます。僕を生んだときは大変だったようです。
産婆さんを始めまわりの人がよいしょよいしょといって出したようです。
ご宗祖さまが良く仰いました。
時は一般家庭には扇風機がありませんでした。
この下の呉服屋さんがお持ちで、芝浦と書いたプロペラが4つ付いた扇風機を借りてきて、回したそうです。
暑い最中で、京都の祇園さんの最中に生まれました。
この前お参りして僕の誕生日ですとご報告しました。
色んなことがあり、体力は落ちていますが、おかげさまで朝から仕事をさせて頂いています。
ただ朝勤めだけちょっと勘弁して頂いているわけです。
朝起きるとフラフラしますので、朝はしばらく休ませて頂いています。

3) 体験談を聞く徳を積む

信者さんお体験談は大変大事なのですよ。
今日は2人から貴重な体験談を聞かせて頂きまして、有り難いことでございます。
体験談が始まるとお百度を踏む人がおったんでございますが、今月の新聞にも載せましたが、お話を聞く徳ということがあります。
お話を聞くことによって徳が増えるのです。聴聞の徳といいます。
ご宗祖さまはだから、
「あの人よんどいで、そんなに急いでかえらんかてええやないの。
あの人達はお話を聞くよりお百度を少しでも踏んで、みんなと一緒に帰ろうと思うてる」
といわれます。
お話を聞いてからお百度を踏むと遅くなるから、時間がないと思われているんでしょうね。
ご宗祖さまは
「よんどいで、お話聞いてもらわんとイカン。
体験談聞かんと自分で、勝手な判断していたら、間違ってくるから、お話を聞いてもらわんとイカン。
よんどいで」
といわれ良く呼びに行かされたものです。
お話を聞くことはしんどいですよ。もうほんまに、おもしろくないかも知れません。
辛いときでも辛い顔をしないで聞くから行になるわけですね。
そういうことでございます。

4) 選挙(省略)

2 お宗祖様のお言葉

今日もお宗祖様のお言葉を読ませて頂きます。
皆さんも考えて頂きたいと思います。ちょっと長いのです。
ご宗祖さまのお言葉集成は、僕はお経と思うのです。
キリスト教でいいますと聖書、仏教でいえばお経です。イスラム教でいえばコーランですね。
みんな神からのお言葉、神の言葉です。
神の言葉をまとめたのが聖書であり、コーランです。世の中にはキリストはこう仰った。
この様になったということが書かれていますが、お経もこう仰った。
こういうことがあったということです。こ
のご宗祖さまのお言葉もお経だと思います。
何100年たてばお経になります。皆さんこれを良く読んでね。
色んなできごとを判断をしてもらわなければならないと思います。
今日はご宗祖さまの御霊徳の話です。
ご神示を受けた方は分かっていますが、この頃はご神示を受けた方がない。
ご宗祖さまがなくなってからおいでになった信者さんが沢山になりました。
ご宗祖さまがこういうことをご神示で仰ったいうこと読んでみます。

1) お言葉集成第4集75「ひとことのお祈りも無駄なく」の「名医が何故か手術をやめる」243p13行から

かなり遠方に住んでいらっしゃる信者さんでしたけれど、辯天さまに縋るより外道はないと思って、ある日、私のところへおいでになりました。
私が辯天さまにお伺いをいたしますと、手術する必要はないという、有り難いご神示でした。
それで、早速お母さんに「そんな難しい名前の病気ではありませんね。
きっと、野球か何か、肩を使うスポーツをやりすぎたのでしょう。
普通の人より肩の骨の発達がよくて、筋肉がはれたようになっているだけです。
だから、手術なんてしなくてもなおりますよ。
辯天さまのお薬を塗って上げてください」と申しておきました。
ところが病院では何日に手術をするという予定で、準備を進めていらっしゃいますから、いくら辯天さまのお言葉だといっても、お医者さんいは通じません。
ただ1人、お母さんだけがご神示を信じて、「何とか手術をっしないですみますように」とお百度を踏んで、一生懸命お祈りをされました。
手術をするその日まで、決してあきらめず祈り続けられたのでございます。
すると不思議なことに、手術する直前になって、突然、お医者さんが「手術はやめよう」と仰ったのでそうです。
あとでその理由を聞いて、私もびっくりしたわけですが、その日、お医者さんは2つ手術するはずだったのでです。
午前中に1人と、午後からその青年の骨の手術をする予定でした。
ところが、午前中の手術が無事に済みまして、次に青年の手術をしようとしたとき、ふと「この手術をしてはいけない」という気がしたそうです。
そんな気持ちを振り切って、手術をしてしまおうと思ったけれど、何故かできない。
「手術をするな。手術をするな」と誰かが耳の側で言っているようで、どうしてもメスを取る気になれません。
それで、とうとう「この手術はやめておこう」と仰って中止したということでございます。
“何であんな気持ちになったのだろう”とお医者さんも不思議に思われたでしょうね。
もう一度レントゲンを撮って検査をしなおされたところ、骨がとけてゆくような重い病気でないことが分かったそうです。
もしも、初めの予定通り肋骨を切りとって、肩の骨を継がれていたとしたら大変なことだったと思います。
有名な大学病院の先生をして、手術の予定を変更させるくらいの心境にならせたものは、いったい何だったのでしょうか。
(それはお母さんが寝食を忘れてささげられたお祈りであったと思います。
今でも、そのお母さんが一心にお祈りなさっている姿が、ハッキリと私の目に浮かんで参ります。
祈る心ほど美しく、祈るほど有り難いものはないと思ったことでした。)

3)管長様のお話

とご宗祖さまは仰っています。
ご宗祖さまは手術しなくて良い。そんな難しい病気ではない。
手術止めときなさいと仰っていますが、お医者さんもびっくりするようなことがあるのですね。
今は昔と違い、進歩して色んなことまで分かるようになっていますね。
この頃は内臓も分かるし、血管も分かるのです。
僕も受けましたが、足の先まで分かるのですね。
ガン細胞の転移のために調べるのですね。昔はそんなことがなかったですから。
これが出ているから調べてくださいとお医者さんに言っても見えないので分からないのです。
お医者さんが誰がそんなことをいたのかと尋ねますのでご神代さん(辯天宗立宗前の呼び名です。)ですと答えます。
お医者さんが再度調べても分からない。
しかし手術してもらって助かった話もございますね。
お医者さんもびっくりします。
辯天宗の信者さんには、お医者さんが多いですけれど、薬剤師さんもいます。
博士号を取る信者さんが、理論物理学の論文を持ってこられて間違っているとことを教えて欲しいと言われ、お宗祖様に理論物理学のことが分かるはずはないのに、どこどこの辺が間違っているから調べてごらんとご神示されました。
信者さんがそうかなと思って家に帰って調べてみると数学の式が違っていることが分かったということもありました。
ご本尊さまはお分かりになるのですね。
お宗祖には分からないのです。
理論物理学のことがお宗祖に分かったのか不思議でならないので私が聞きますと、お宗祖私も分からんのよ。ご本尊さまがそういいはるのよと仰った。
何でそんなことが分かるのかと更に尋ねますと、辯天さまが仰っているからしょうがないじゃないのといわれました。
今の骨の話も、切らんでもいい、たいそうな病気と違うといわれているのにお医者の先生は、肋骨の骨を取って肩の骨に繋ぐといわれます。
今はもっと違う方法があり、また筋肉がはれているだけということが分かったかも知れません。
そういうことでございます。
このお言葉集にはいっぱいこの様な話が載っております。
不思議な、不思議な話ですね。
一生懸命お祈りすると辯天さまの声が聞こえてくるのよとお宗祖は仰いました。
信仰が進むとご本尊さまのお声を聞くことができるのでしょうね。
ご宗祖さまだからと申しますと、ご宗祖さまはそんなことはないと仰います。
一生懸命拝まないけんのよと仰いました。
そうかなと思いましたけれど、なかなか難しくてそうは参りません。
確かにご本尊さまが仰っているのだと思うような巡り合わせはありますよね。
不思議な、不思議なね。
受験前になりここを見とこうと思って勉強したところが試験の問題で出る等という不思議な巡り合わせをいただくのでございます。
人でもそうですね。巡り合わせがあるのですね。
こういうことを私達はご本尊さまのお陰と申します。
ちゃんとそのように計らってくださる。
普段から辯天さまにお祈りをしておかなくて助けてくれというのではダメですよ。
6年目の選挙でお願いに来るのは、ご本尊さまもダメだとおしゃっていますよね。
これも巡り合わせでしょうね。
そうなるのはご本尊さまご意志と悟れという言葉がありますよね。
悪いこともいいことも巡り合わせですね。
これも青年が手術しなくて良かった。
肩が腫れただけであったという有り難いお話でございます。
長い時間有り難うございました。
皆さん元気でこの夏を乗り切って頂くようにお祈り申し上げます。