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19年6月大和本部感謝祭管長法話

19年6月15日(金)奈良県五條市大和本部感謝祭管長法話

(編集項目:ブログ者記)
1 任命役員に対するお願い(略)
2 天気
3 お宗祖お言葉集成のお祀り
4 私の夢、願い、理想郷
5 拝読後
1) ご宗祖さまの願い
2) 私は信者さんと出合います
3) 極楽郷をつくろう
4) 行事に参加する




2 天気

梅雨でございます。身体に気をつけてください。
じめじめいたします。
たまにこうお日様が照りますとやれやれと思うのでございます。
これから大変ですね。梅雨があるのでお米ができるのです。
私達も美味しいご飯が頂けるわけでございます。
これもまた神様の処置ではないかと思います。
あんまり梅雨が暴れて、洪水を起こして、災害を起こすのは良くありませんけれど、お祈りをしながら、梅雨をしっかり過ごして行くことですね。
この梅雨で、あの天気図を見ましたら前線がずーと繋がっています。
梅雨前線というのだそうです。
今頃になるとできてくるのですね。不思議ですね。
自然にこうできて来るのです。
昔は分からなかったのだけど、人工衛星が地球を写すようになってから、この前線は、ヒマラヤで雲ができ中国大陸を通って、繋がって、繋がって日本の上空にやってくるようです。
そして南の低気圧、北の高気圧に挟まれて冷たい空気とあたたかい空気がぶっつかりあって、それが雨を降らすようですね。
前線という気象用語ですが、何でそうなるのか分かりませんけれど。
太平洋高気圧が張り出してくると、前線が日本海に押し出されて梅雨が明けるのですね。
しかし、それで韓国は梅雨になるそうです。少し遅れるのですね。
梅雨は不思議なことだと思います。
みんな生きている証拠だと私は思っているのですが、嫌な日が続きますが、頑張ってしっかり信仰して行きましょう。お願い申し上げます。

3 お宗祖お言葉集のお祀り

今日はご宗祖さまの言葉を拝読させてもらってみんなで考えてみたいと思いますのでしばらく時間を頂きたいと思います。
ご宗祖のお言葉をご本尊さまのお言葉と心得なければならないわけでしてね。
と思いますのでしっかり聞いてください。
お釈迦様の言葉はお経ですが、ご宗祖のお言葉もお経だと思うのです。
これで300年500年と経っていたら、お経として成り立つと思います。
大阪の冥應寺では、第7集までお祀りして、毎日礼拝をさせてもらっています。

4 私の夢、願い、理想郷(お言葉集成第5集90私の理想郷、1人でも多くの方が信者にの190ページ)

5集の190ページです。お帰りなったらその前後をしっかりお読みになって下さい。僕は一部だけ読ませて頂きます。
大阪や東京などの大都会の雑踏を見ておりますと、その(ご本尊さまとまだご縁のない人々との数がいかに多いことか)思いがいっそうつのるばかりでございます。
この人々の群の中で、果たしてどれだけの人が満足して暮らしていらっしゃることでしょう。
みな別段、苦労のない様な顔をして歩いていられるようですが、何の不満もない幸せそのものという方は、おそらくおいでにならないと思います。
人それぞれに悩み、苦しみ、悲しみを背負っていらっしゃるはずなのです。
そう思えば心が痛みます。
“もっとお祈りしよう、もっともっと人助けをさせて頂かなければ………”という気持ちに駆り立てられます。
そして、“この人たちが、1日も早くご本尊さまとご縁を結ばれ、おかげをいただいて欲しい。
幸せになって欲しい。”と願わずにはいられません。
信者の皆さんには、是非この私の願いを察して頂きたいのでございます。
そして、自分だけの信心にとどめておかずに、もっともっと大勢の人をお導き下さいますよう、繰り返しお願いいたします。
まだ1度も、お導きの徳をお積みになっていらっしゃらない方も沢山見受けられますよ。
そういう方は特に「私は誰をお導きしたかしら」と自分自身で反省して頂きたいと思います。
どうぞ皆さんこのまことの心と口で「一緒にお詣りいたしましょう」とお誘いしてください。
お詣りできない人には、せめて「南無辯才天と、いつもお祈りなさいよ」と教えて上げてください。
その上で得心してくださる方には、「お百度を踏みましょう。お運びをいたしましょう」とお導きをしてくださいませ。
皆さん1人1人の信心とお導きによって、ご本尊さまの限りない御利益をいただきまして、この世を極楽にいたしたいものでございます。
日本中のみんなが、ご本尊さまの信者であって欲しいと言う、私の夢、私の願い、私の理想郷を、いつの日か必ず現実のものにするために、ともに尽くして頂きたいと思います。

5 拝読後
1) ご宗祖さまの願い
これはご宗祖の願いですね。仰った通りでございます。
私も大阪駅によく行きます。
これはご宗祖が大阪駅の雑踏を見ていましてね。
切実に思われたのだと思います。
良く仰いました。あの大勢の中に、信者さん1人もいらっしゃらない。
もっと信者さんが増えなければねと仰っていました。
それは、九州へ行くときとか、東京へ行くときとか、大阪駅で汽車に乗って出かけられるときのご心境であったと思うのです。

2) 私は信者さんと出合います
私も出かけますが大抵法衣を着て行きません。ネクタイを締めた背広です。
頭が寒いので帽子を被りますが、夏も暑いのです。
信者さんにこの頃出合うことがあるのですよ。
管長さんと声をかけられます。
うっかりしていると変な格好して歩いているのではないかなと思い反省しています。
心斎橋で総裁と僕は買い物袋を抱えて歩いていました。友達が見ていたのですね。
女房と知りませんので、お前女を連れて歩いていたやろうというのです。
一昨日やろ、そうや、あれは奥さんや、ええとなりました。
そういうこともありますね。
あぶのうてかなわんです。奥さんで良かったなと後で大笑いです。
どこかで人に見られているんですね。
この頃出合うことが多いですよ。
東京で500人ほど集まる会議があったのです。
ワーと大勢が会場にはいるときに管長さんと呼ぶのです。
ええこんなとこで信者さん合うのかと思いよくよく後で調べてみますと、和歌山県の教区長さんの旦那さんでした。
病院では大森さんと呼んでくれず管長さんどうぞお入り下さいというのです。
どないになっとるのかと思うと智辯学園の卒業生が先生になっているのです。
だからうっかりするとあきません。
新幹線の車掌さんが信者さんだったり、売店お売り子さんが信者さんで、列車待ち合わせ時間中の席に弁当を持ってきて下さったり、有り難いことですが怖いですよ。
列車ではうっかり口を開けて寝ておれないのです。
ご宗祖がこう仰いましたが、この頃は信者さんとちょいちょい出合います。
電車でつり革を握っている指に辯天さんお指輪がはまっている人が横にいましたが私に気づいていないのです。
私は危ないなと思い避けるのです。
建設業界の方に落慶の時に記念品として辯天宗のネクタイピンを差し上げました。
そのネクタイピンを着けて北陸の旅館に泊まりましたら、信者さんやと思われ特別サービスしてもらったそうです。
今は私は、袈裟をかけて無くても信者さんと声を掛け合えるのです。

3) 極楽郷をつくろう
ご宗祖はもっと信者さんがいたらいいのになと思われたのですね。
ご宗祖さまは北陸に行くと信者さんがわーっと集まってご宗祖さまと取り囲むのです。
ご宗祖さまがどんなにうれしかったろうかと思います。
みんなで極楽郷をつくろうやないかと仰っています。
ご宗祖さまのお言葉はご本尊さまのお言葉ですよ。
ですからご神示と言っていました。
ご神示と心得てまだ1人もお導きしていない方がいらっしゃたら、このご宗祖さまのお言葉を読み返して頂いて、お詣りしなさいと誘って上げて下さい。
しかし、信仰のない方に辯天様のご宗祖さまの話を聞いてもらうのは非常に難しいことです。
困難だ思います。
皆さん分かってもらえないという経験はあると思います。
その時に力になるのが今日の様な体験談ですね。
おかげをいただいた不思議な不思議なお話をしてあげて下さい。
体験談は力になります。
ご宗祖さまが良く仰いました。
お話会会場で体験談が始まるとすーっと立ってお百度を踏みに行かれるのです。
早く帰りたくて時間がもったいないのか。
お百度をふんどいて、お話会が終わったらみんなと帰ろうと思われうるのかでしょう。
しかし、お宗祖様は呼んでこいといわれるのです。
それで私は感謝祭の日にお百度を踏んでいる方を何度も呼びに行かされました。
皆さんはお導きする辯天様の素晴らしいところの材料をあまりお持ちでないのです。
人の話を聞いてそれを自分でかみ砕いて自分のものにすべきですね。私はそういうことを思うのです。
ご宗祖さまが私の言うことを聞いてください。
頼みますよというておられますから、どうぞみんなで考えてそれをしっかり実行するようにしてください。実行することが、唯一の救いに、幸せに繋がってくるのです。
これが信仰活動ではないでしょうか。

4) 行事に参加する
祭典の時も欠かさずにおいで下さい。
何度もいいますがご本尊さまは閻魔帳をもっておられますよ。
マルバツをつけていますよ。
今はコンヒューターですね。
ですからご宗祖さま祭典には必ずいらっしゃいと仰いました。
いざとなったときには、願いを聞いてやらないとならないなとご本尊さまが思われお助け下さることに繋がるのではないかと思います。
差し支えのない方はおいで下さい。
色んなことがあり都合の悪いお方は仕方がありません。
これないことはご本尊さまのちゃんとご存じですよ。
そんな方は三角でしょうね。
この様にご理解頂いて、行事にしっかり参加してください。
よろしくお願いいたします。