ご本尊さまの給仕 その2

ご本尊さまの給仕 その2

前回に引き続き疑問に思ったことを書きます。
私は、今回家内が旅行ですので私がご本尊さまの給仕をすることになったのですが、やるためにもう1度作法がどう書いてあるか「信者のつとめ」等を見直しました。そして、初水の疑問が出たのです。もう1つ疑問がでました。




1 お水の器の取り扱い

「信者のつとめ」の38ページのお給仕に関する指導があります。
お供えの順番は、水、洗米、塩、お御影のお茶、御飯と示した後、「大切なことはお水をお供えする意味を理解していることです。
その意味を家族に伝え、子供や孫に手伝わせたいものです。
お給仕の際には、息がかからないように器を目線ぐらいに捧げて運び恭しくお供えします」と記述され、女性職員がお水の器を目の高さに両手で持ち上げている写真が39ページに載っています。

2 子供や孫の手伝い

手伝わせるのはいいことです。
しかし写真にありますうに、子供や孫にも目の高さに器を捧げて運ばせるのでしょうか。
子供や孫がつまずきこぼすことはないのでしょうか。
ここにもどれを優先するかによって子供を手伝わせ方が違ってきます。

小さな子供や孫には、水は止めて、塩やお米は目の高さにしなくていいから塩や洗米を手伝わせなさい。お宗祖様のお茶でいいんだよということでしょうか。
息がかかる・かからないと言うより口をゆすいで清める事が大事です。
息がかからないことより、お子さまがお手伝いをする行動が大事です。
運ぶ時は、息がかからない目線の高さより、こぼして器を汚さないようにしっかり持って運ばせることが大事です。
そして、お手伝いがなれてから、息をお供えにかけないように注意して運びましょうと教えるのではないでしょうか。

敬う恭しく扱う考えから息をかけるが高じるとマスクをするようになりますね。
マスクは儀式行事の荘厳性、神秘性を強調する作法ですね。良いことです。
原点は、お寺と家庭では作法は必然的に違うということです。
ご本尊さまをお祀りする施設に所在するプロの職業人としての坊さんのご本尊さまへの作法と、私たちは家の中に仏壇、祭壇を設け、職業を持ち、又は専業主婦として生活している信者の作法が同じと言うことはないと思います。
例えば祭壇の飾りにおいてもお寺と我が家では全然違いますね。
お寺のような荘厳性、威厳はありません。
お寺の作法を簡略化し、子供でもできる作法が家庭における作法であると思います。

3 お供えの運び方は色々ある。

お水を捧げている写真を見ますと1つずつお供えするのでしょうか。
我が家はお水、洗米、塩、お宗祖様のお茶と御飯、ご先祖様のお茶と御飯をお盆に載せて運びます。

これは私は平信者ですから、他人に問いかけるものではありません。
信仰心が違いますし、信者としてあるべき姿の考え方も違いますので、信仰は人それぞれで違うのだというのが信条です。
本堂、祖霊殿、護摩殿のご本尊さまには目の上に捧げてお水を変えているのでしょうか。
宗祖殿、ご廟ではお供物を、岡持ちに入れて運んではいないのでしょうか。

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