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お宗祖様の信条

お宗祖様の信条

昭和34年3月8日お諭しから抜粋しました。

8 私の信条

それで、ねえ、皆様、皆様のためには夜昼でも恩にも何にもきません。私はこれが楽しいのです。




何か家庭に苦がありましても皆さんのためやとうれしいんです。
何を犠牲にいたしましても構いません。
先ず皆様のことを拝まなければ私のことは拝みません。
みんなのことだけこれ一生懸命です。
皆さんのお百度の足音で、今朝もこの、本堂と私の休むところはほんと近くになります。
それで、革靴でがたがたとお百度を踏んで下さると、頭を押さえられているようにしんどいです。
晩はね、これから一度御祈祷しましてお風呂入って休みますとどうしても1時になります。
それでも絶対御祈祷しなければ休むことができないのが私の気性です。
管長が気の毒なほど居眠りされているときでも、気の毒だなと思いつつもお手伝いして頂かなければ、どうしても夜が明けてしまいます。
それですから、朝ちょっとゆっくり休まして頂こうと思いますと、ボツボツもう暗がりから、ガッタガッタとお百度を踏まれる。
そうするとちっとも眠れないですけど、この足音ちっとも苦になりません。
何でこれの百度を踏んではるのかということが分かります。
皆さんのためにといったら恩に着せるようですが、私はこれが楽しいのです。
こんなに生まれました私は、日に日に研究言うたらおかしいですが、毎日変わっていくこの薬、変わっていくこのお指図、ほんとに不思議だなと思いながらも、これは決して不思議ではありません。